ATD SELL Conferenceの時期がやって来た!①  世界の教育・研修の最新トレンドをチェックしよう!! 

ATD Sell Conferenceとは 

今こうして、このブログを読んでくださっている方々にも、世界最大の人材・組織開発に従事する人達のための組織
ATD(Association for Talent Development)という名称を耳にした事がある方や、
また実際にカンファレンスに参加したことがあるという方がいらっしゃるのではないでしょうか? 

ATDは、もともとアメリカを中心に「世界をより働きやすい場所に」といったビジョンを掲げた人材開発のための組織で、
現在120ヵ国以上の国にメンバーが拡がっています。 

今月10月12日から16日まで開催された（※）”ATD sellカンファレンス”は、
ATDで年間を通じて開催される様々なイベントの中でも中心的なイベントの1つです。
Sellカンファレンスでは１週間に渡って、営業に関する教育・研修、リーダーシップに関して、
社員教育・研修業界における代表的な企業が最新の情報についてプレゼンテーションを行い、意見を交わし合いました。 

今回は、このセールスイネーブルメントの先駆者達のSell Conference 2020について、
5回のシリーズに分けてみなさんにお届けしたいと思います。 

※公式ページには「10月12日から15日」とされていますが、実際のカンファレンスは10月6日の「オリエンテーション」から、10月16日の「Wrap Up」まで行われました。 

オンライン開催で、誰でもどこでも参加自由 

 セールスイネーブルメントや、社内教育担当の方などでしたら、
常に「現在のオンライン化の波にどうやって乗っていけば良いか?」と頭を悩ませていらっしゃるのではないでしょうか?
日本国内だけではなく、世界中に広がったパンデミックを乗り切るには、
世界中の最新トレンドを把握しておくことがとても重要です。 

今まで、アメリカの大都市で盛大に開催されてきたSellカンファレンスも、
今回はコロナ禍に伴い、オンラインでの開催となりました。これはまさにオンライン化の良い見本とも言える取り組みです。 

期間中は、オンデマンドセッションも合わせて30を超えるアジェンダがカンファレンスを盛り上げました。
今回のカンファレンスは、アメリカ国内だけでなく世界中がセッションを通してリアルタイムでつながることができる、
まさにこれからの時代のカンファレンスの形態と言っても過言ではありませんでした。 

実際に、主催者や各スピーカーが、それぞれにオンラインならではのインタラクティブ性を活かし、アイデアを凝らしたおかげで、
視聴参加しているだけでもスピーカーや参加者とつながっている臨場感を体験することができました。 

例えば、オンラインでの投票やクイズ、コメントをリアルタイムで募って、
みんなの意見を取り入れながらトークを進行させていったり、
セッションが終わった後に視聴者からの「Q&Aタイム」を設けて、実際にオンラインでスピーカーと話し合ったり、
主催者代表のホストが始まりと終わりの挨拶をしたりといったアイデアを盛り込むことで、同じ会場にいるように盛り上がり、
カンファレンスは大成功を収めました。 

ATD sellカンファレンスの内容

私たちUMUは、今年も協賛しています!  

実は私たちUMUも、世界中で展開する14企業の1社として
このATD Sell Conferenceのプロフェッショナルスポンサーとして協賛・参加させて頂いています。 

＊過去開催のATDイベントに登壇するUMUグローバルトップのDongshuo Li

今年のアジェンダには、私たちUMUアメリカからグローバルプロジェクトダイレクターのEmily Ullbergが
スピーカーとして登壇しました。 

他にも、世界の営業研修などに携わる多くのプロフェッショナル企業がセッションを行い、
これからのセールスイネーブルメントのあるべき姿や、どうやってリーダーシップを取っていくかといった内容について
様々な視点からの発表がありました。
どの企業も、自社の経験から積み上げられた知識やメソッドを惜しみなく発表し、1つひとつのセッションがとても価値があり、
さながら営業教育のコツが詰め込まれたドリームボックスといった4日間でした。 

Sell Conferenceの様子や実際のアジェンダは、今からでもATDのSell Conference専用ウェブサイト（https://sell.td.org/）から、
チケットを購入・登録することで、開催から60日間はオンデマンドビデオでの視聴が可能です。
もし今からでも参加してみたいという方はぜひサイトをのぞいてみてください。 

また、「内容が英語で全然分からない」「時間がないからポイントだけ知りたい」という方は、
私たちの方でもいくつかのセッションの特別レポートを用意しておりますので、cs@umu.coまでお気軽にお問い合わせください。 

次回からは、今年のSell Conferenceで実際に公開されたセッションから、
面白かった内容を抜粋してみなさんに紹介したいと思いますのでどうぞお楽しみに!