社内研修で使えるコミュニケーションゲームとは?おすすめ3選を紹介

社内研修にコミュニケーションゲームを導入しようとしていませんか?
コミュニケーションゲームといっても種類が多く、どれなら研修内容から食い違わずにスキルアップを図れるのか、判断に迷うことでしょう。
当記事では、社内研修で使える「おすすめのコミュニケーションゲーム3選」を紹介します。
さらに、コミュニケーションゲームを用いるメリットや導入しやすいケースも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーションゲームについて理解を深め、より有意義な研修を行えるようにしましょう。

社内研修で使えるコミュニケーションゲームとは?


ゲームといってもテレビゲームやスマホゲームではなく、研修に参加する者同士が、コミュニケーションを自然と図れるように促すためのものです。
コミュニケーションゲームには、ビジネススキルをアップできる要素も含まれています。
例えば、研修で学んだ知識を実践できるゲーム、ディスカッションやグループワークを活用するゲームなどがあります。
コミュニケーションゲームにも様々なものがあるので、研修内容に合わせて選んでみてください。

 

UMUの記事『【徹底解説】ゲーミフィケーションを学習設計に取り入れる』では、学習をより効果的にするために「ゲーミフィケーション」をいかに取り入れるか、設計するか、という点について、お役に立てる内容をご案内しているので、ぜひご覧ください。

コミュニケーションゲームの魅力とは?取り入れるべき3つのメリット


社内研修にコミュニケーションゲームを取り入れることで得られるメリットは、主に下記3つです。

  • 団結力アップ!短期間で仲を深められる
  • 仕事なのに楽しい!ゲーム感覚でスキルが身につく
  • 簡単に導入できる!会社側の負担が少ない

企業や社員にとって具体的にどのようなメリットがあるのか、それぞれ詳しく解説していきます。

団結力アップ!短期間で仲を深められる

ゲームをクリアするためには、チーム内での協力し合わなければいけません。
知らない人とでも積極的にコミュニケーションを取らなければいけないため、短期間で仲を深めることができるのです。
また、コミュニケーションを取れる相手は、同僚や同期など、対等な関係の人とは限らず、ゲームを通じて先輩や上司、役職がついている人にも遠慮せずに自分の意見を言いやすくなります。
若手社員も中堅社員も垣根なく取り組めるので、会社全体の団結力アップにもつながります。

仕事なのに楽しい!ゲーム感覚でスキルが身につく

「ゲーム」という言葉にワクワク感を覚える人は多いのではないでしょうか?
コミュニケーションゲームは、遊びながら研修の効果を高めることができます。
そのため、頑張ってスキルを身につけている感覚はなく、むしろ楽しく身につけられるので負担を感じづらくなります。
また、コミュニケーションゲームを取り入れることは、学びや気づきの機会を設けられるということです。
講師が一方的に情報を伝える座学研修では難しい、「自らが主体的に考えて行動する」が可能になります。

簡単に導入できる!会社側の負担が少ない

ゲームの内容にもなりますが、コミュニケーションゲームはあらかじめルールが決まっているので、簡単に導入することができるため、前準備にかかる労力や時間も抑えやすく、研修担当者にとっても負担が少ないといえるでしょう。
またコミュニケーションゲームの多くは、会社にある備品だけで実施できるためコストも抑えられます。
しかし、人材が少ない会社にとっては、導入するのが難しい場合もあるので、その際は外部のサービスを利用することも検討しましょう。

 

コミュニケーションはたくさんの人が働く企業にとって、円滑に業務を進めるために重要なスキルUMUの記事『コミュニケーション研修の目的とは?研修に取り入れたいゲーム3選』では、社内での交流をより深めるために行われるコミュニケーション研修はどんな目的で行うのか、またどのような内容にすればいいのかを詳しく解説。またコミュニケーション研修で定番の人気ゲームまで紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

コミュニケーションゲームの活用の場は?用いられる3つのケース


社内研修といっても、対象者や実施する目的によって内容は大きく異なります。
では、コミュニケーションゲームを活用できるのは、どういった場でしょうか?
用いられやすいケースは、下記の3つです。

  • ケース①チームビルディング研修の一環
  • ケース②新入社員の研修
  • ケース③営業やプレゼンテーションの疑似体験

それぞれの場で、コミュニケーションゲームがどのように効果をもたらすのか見ていきましょう。

ケース①チームビルディング研修の一環

チームビルディング研修には、コミュニケーションゲームを積極的に取り入れることをおすすめします。
ゲームであればリラックスした状態で取り組めるので、役職や立場に左右されずに研修を受けられるでしょう。
通常の研修では、若手社員が上司や目上の人に対して発言することは難しく、たとえ意見を持っていても遠慮してしまう場合が多いので、コミュニケーションゲームを活用して、社内のつながりが強化されることで、様々な意見や考えを聞く機会が多くなるはずです。

ケース②新入社員の研修

新入社員に対して行われる新人研修は、座学やOJT(業務を進めながら人材を育成する方法)を取り入れるのが一般的です。
しかし、新人研修では、初めて顔を合わせる人がほとんどであるため、不安に感じることもあるでしょう。
そこで、チームや団体で行うコミュニケーションゲームが役立ちます。
コミュニケーションゲームは、コミュニケーションの重要性を学びながら、一つの目標をチームで達成しようとします。
ゲームを通して協力し合うことで、お互いを理解したり、仲を深めたりすることができるのです。
また、新人研修では学ぶことがたくさんあり、新入社員にとっては窮屈に感じることもあるので、息抜きがてらにコミュニケーションゲームを実施して、同期の親睦を深められるようサポートしてみるのも良いでしょう。

ケース③営業やプレゼンテーションの疑似体験

営業やプレゼンテーションでは、限られた時間の中で、いかに相手に伝えたいことを伝えられるかがポイントとなります。
伝えたいことを明確にすることはもちろん大事ですが、プレゼンでは話の進め方や話し方もまた、重要となるポイントです。
そこでおすすめは、条件プレゼンテーションゲームです。
与えられたキーワードを盛り込みながらプレゼンを行い、一番面白く、興味を引いたチームが勝利するゲームです。
キーワードだけで話を構成しなければいけないので、想像力や発想力が鍛えらるだけでなく、限られたキーワードで聞き手を惹き付けるプレゼン力も身につきます。
プレゼンテーションの疑似体験ができるゲームは、営業職や開発部など、会社の魅力を紹介する機会が多い部署での研修におすすめです。

研修で使えるコミュニケーションゲームは?おすすめ3選


コミュニケーションゲームのメリットや活用の場を理解したところで、おすすめのゲームを3つ紹介します。

  • 合意形成について学べる!NASAゲーム
  • 報告・連絡・相談が身につく!野球のポジション当て
  • 論理的思考を養える!地図作成ゲーム

これらのゲームを研修に取り入れるとどのようなスキルが身につくのか、見ていきましょう。

合意形成について学べる!NASAゲーム

NASAゲームは、個人の考えとメンバーの意見をすり合わせながら、一つの答えを導き出すゲームです。
自分の意見を述べること、相手の意見を聞くことが求められ、チームで話し合い合意することの重要性を学べます。

【NASAゲームの流れ】

  1. 1.4~6人のチームを作る
  2. 2.宇宙船に乗って月面に着陸しようとしたが、宇宙船の故障により不時着したという設定で行う
  3. 3.宇宙船は使用不能、使えるのは破損を免れた15アイテムのみ
  4. 4.個人で各アイテムに優先順位をつける
  5. 5.チームで意見を出し合い、チームとしての優先順位をつける
  6. 6.NASA公式の模範解答の順位との差を求め、差の合計を算出する
  7. 7.模範回答との差が最も小さいチームの優勝
  8. 8.振り返り、評価できる点や改善点を話し合う

職種や年齢を問わず本格的なディスカッションを体験できるので、さまざまな研修の場で活用できるでしょう。

報告・連絡・相談が身につく!野球のポジション当て

野球のポジション当ては、社会人として基本的なスキルである「報連相」を学べます。
把握している情報の報告・自分の持つ情報の連絡・不明確な情報の相談と、ゲームを通して報連相を実践できるのです。

【野球のポジション当ての流れ】

  1. 1.4~6人のチームを作る
  2. 2.1人につき3~4枚の情報カード(野球のポジションに関する情報が記載)が配られる
  3. 3.情報カードは他の人に見せず、口頭のみで情報を伝える
  4. 4.情報カードをもとに、誰が・どのポジションなのか、答えを導き出す
  5. 5.答え合わせをして、最後に個人・チームでの振り返りを行う

各自が持つ情報をそのまま伝えるのではなく、情報カードに書かれている結論を論理的に伝える必要があります。
チームのメンバーには、どのように伝えると分かりやすいのか考える必要があるため、報連相と同時に、論理的に考える・伝えるスキルも鍛えられます

論理的思考を養える!地図作成ゲーム

与えられた情報を出し合い、地図を完成させるゲームです。
与えられる情報は「公園の隣にバス停」「家からまっすぐ行ったところに病院がある」など、断片的なものばかりです。
相手に分かりやすく伝えなければいけないので、論理的思考を鍛えられます。

【地図作成ゲームの流れ】

  1. 1.7~8人のチームを作る
  2. 2.1人につき数枚の情報カードが配られる
  3. 3.情報カードは他の人に見せず、口頭のみで情報を伝える
  4. 4.情報カードをもとに、1枚の地図を完成させる
  5. 5.最後に個人・チームでの振り返りを行う

地図作成ゲームは、研修を受ける人数が多い時におすすめのコミュニケーションゲームです。
論理的思考を鍛える以外にも、チーム全体の仲を深めることができます。

集合できない場合は?コミュニケーションゲームはオンラインでもできる


コミュニケーションゲームは、オンラインでも実施できます。
相手とのコミュニケーションが重要となるゲームではありますが、zoomなどのツールや外部サービスを活用することで可能となります。
むしろ、多くの人数を一箇所に集めることが難しい時こそ、コミュニケーションゲームを取り入れるべきです。
座学などの研修だけでは、受講者が発言したり、受講者同士がコミュニケーションを取る機会が少ないので、新人研修の場合、自分の同期が誰なのか把握できないまま、各部署へ配属されてしまうでしょう。
コミュニケーションゲームを取り入れることで、お互いを認識し、仲を深めることができ、研修が終わった後も、つながりが消えることはないでしょう。
オンラインでも実施できるコミュニケーションゲームも多いので、研修内容や目的に合わせて、選んでみてください。

スキルはゲーム感覚で高められる?UMUのAI機能をご紹介


営業やプレゼンテーションの疑似体験に、ゲーム要素を取り入れたいなら、UMUのAI機能がおすすめです。
UMUでは、社員が画面に向けて発したロールプレイングをAIがフィードバック&コーチングします。
AI機能は「表情」「音声」「ジェスチャー」などを、項目ごとにジャッジし、コメントと共にレーダーチャートを出すので、客観的に自己分析ができます。
一見すると、ゲームとはあまり関係ないように思われるかもしれませんが、UMUのAI機能には、ゲームの要素がしっかり含まれているのです。
例えば、ゲームでも当たり前のようにつけられているスコアは、UMUのAI機能にも搭載されています。
社員のロールプレイに対し、AIコーチがスコア(点数)をつけるため、点数が低ければ改善点を探り、点数が高ければさらなる高みを目指すことができるでしょう。
AI機能を使った自己練習では、声の大きさやトーン、早さ、目線、身振り手振りなどを工夫し反復練習することで、AI攻略を目指せるため、社員はゲームを攻略する感覚で、実践に活かせるスキルを磨けるのです。

 

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まとめ:社内研修にゲームを取り入れて、社員同士の繋がり強化とスキルアップを促そう

コミュニケーションゲームは、社員同士のコミュニケーションを図る以外にも、ゲームを通して楽しくスキルアップを目指せるなど、様々なメリットがあります。
有意義な研修を計画したいのであれば、外部サービスを活用することをおすすめします。
先述で紹介した「UMU」は、研修を受ける人のパフォーマンス向上を目的に開発された学習プラットフォームです。
研修に役立つ機能やサービスに特化しているので、導入することで充実した研修を行うことができます。
自社で計画する研修は同じ流れになりやすく、マンネリしやすくなるので、UMU使って新しい風を吹き込んでみませんか?

 

UMUの記事『伸びる企業と伸びない企業の差はなに?伸びる企業の特徴9選』では、伸びる企業に見られる特徴を紹介。伸びる企業の特徴を押さえることで、自社の足りない部分が見えやすくなります。さらに、伸び悩む企業が実践すべき3つの対策も併せて紹介しているので、業績が上がらない原因解明や今後の対策に役立ててください。

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