VR・ARが引き起こす破壊の波とは?2018年LTENから見るヘルスケアラーニングの最新事情

2018年のLTEN年次総会では、先進的なテクノロジーを取り入れた実践的な事例が多く発表されました。

本日ご紹介するのはAnders Gronstedt氏のトークセッションです。

VR・ARの技術がどのように従来のトレーニングを変革させていくか、VR・ARの活用メリットや活用事例などについて話されていました。

VR:シミュレーション

Davita社のVR Simulationプロジェクトです。
クリニックで働くスタッフ向けにVRを使ったトレーニングを実施しました。

チャレンジ:チーム全員がカスタマー(患者)のエクスペリアンスを理解すること
ソリューション:VRを使って患者と同じ役割を演じる。患者を疑似体験する

VRを使って仕事のスケールや視野を変えることができます。例えば、VRで心臓の中に入って観察することが、心臓の構造や動きを理解するのにとても役に立ちます。

治療でVRの活用方法として、

・パブリックスピーチの恐怖症の緩和
・高所恐怖症の緩和
・PTSD(心的外傷後ストレス障害)の緩和

など

なぜVRを使うか?

これまでの実験から、いくら高品質、クリエティブな動画であっても、いくら情報インプット型の「マイクロラーニング」をやっても、学習者は学んでいない、学んだことを実践できないことがわかりました。学習者に体と筋肉を使って、”Do”「実践」する必要があります。

Walmart社がすでに250,000の店舗スタッフ・マネージャー向けにVRを使ったトレーニングを提供しています。こちらはブラックフライデー(英語: Black Friday)の店舗運営を疑似体験するパイロットプログラムです。

VRキットの値段はこれからさらに安価になり、VRの導入のハードルももっと下がるでしょう。

AR:パフォーマンスをサポート

スマホはただのスクリーンではなく、拡張された世界をみるレンズである

・拡張された空間・世界を見ることができる
・インストラクションがより具体的、立体的になる
・3Dビジュライズ

これからVR、ARがトレーニングでの活用の可能性がさらに広がっていくでしょう。Anders Gronstedt氏が「私たちは、新しいテクノロジーを積極的に取り入れて、ユニークな学習体験をデザインし、学習者に実践的なトレーニングを提供しなければいけない」のメッセージでスピーチを締めました。

UMUについて

UMUは従来の研修方法をブレンディッドラーニングに変えることができます。良い品質のコンテンツを繋げて、組織内の知識と経験のシェアを促進します。イノベーションテクノロジーとベストなラーナーエクスペリアンスで企業の人材育成を支援する統合的なプラットフォームを提供します。UMUは学びで企業の業績とパフォーマンスを高めるよう、イノベーションし続けます。

UMUと一緒にLTEN年次総会に参加しませんか?
UMUがLTENの戦略スポンサーとして、参加チケットを特別価格で販売しております。

ご興味がある方は、ぜひお申込みください。

https://forms.gle/3622uwHWhDGVPu8a9

お問い合わせ先:cs@umu.co

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