ATDICE2018 参加レポート③ ラーニングテクノロジーの活用

ATDICE2018 参加レポートシェアその③です。

参加レポート③では、テクノロジーの部分についてレポートさせていただきます。
今回はUMUの出展分野でもある「ラーニングテクノロジー」についてのレポートです。

大会を通じ、ラーニングテクノロジー外のセッションにおいてもテクノロジーの活用について多く言及されていたことが印象的でした。

■マイクロラーニング
■モバイルラーニング
■ブレンドラーニング

これらは「理想」から「実装」段階に入っていると感じました。

UMUをはじめ、多くのラーニングプラットフォームやコンテンツ作成支援ベンダーにより、マイクロラーニング・モバイルラーニング・ブレンドラーニングを実現するための技術的な壁はすでに取り払われており、今後はデリバリー側が行う「教育デザイン」のフェーズに入っていると言って良いとおもいました。

ここからは教育デザイン専門家の出番ですね。

実際、日本国内でもUMUのパートナー企業はトレーニングにブレンドラーニングやマイクロラーニングの要素を実装しはじめていますし、お客様ご自身「マイクロラーニング」「ブレンドラーニング」の強みについてよくご理解されています。

実装段階に入った「テクノロジーを活用した学びのシーン」において、今後大切な要素は、「機能」よりも「学習デザイン」になります。

UMUのメインアドバイザーの一人であり、ATDとブレンドラーニングのサーティフィケーションプログラムを協同開発したShannon Tipton氏(Learning Rebels社CLO)はブレンドラーニングの成功ポイントを「運営チーム・デザイナー・そして講師がクラス環境以外の学習アクティビティに関与すること」だと言っています。

学習コース開催前から学習ポータル上での事前課題やディスカッションに一つひとつ返信をし、フィードバックをし、時には受講者向けブログを発信するなど、実はこういった学習提供側の関与度合いが成功の可否を分けると言っているのです。

学習配信者側としては、テクノロジーを効果的に活用することで今まで負荷となっていた様々な作業が自動化されたり、楽になったりします。Shannonさんは「そこで楽になった分、別のところでしっかり汗をかこう!」と言っているのだと思います。

結局、学習提供者側の「熱意」が見えることが学習者の学習意欲を引き出す大きな要素になるのではないでしょうか?

もう一つ、今後、教育デザイナーに求められること。

AI・ゲーミフィケーション・VR・多言語・アニメーション・その他様々なテクノロジーやコンテンツ作成支援ツールが出ていましたが、

今大切なことは教育配信者がどれだけテクノロジーを理解し、それらを有効に組み合わせ、そこにどれだけ「熱」を加えられるか。

だと思いました。

これは、今後の学習提供者としての必須スキルになってくるはずです。

上記レポートはあくまで、ラーニングプラットフォーム提供者としての主観が入っているものですので、こういった視点での参考としていただければと思います。

UMUの強みは全ての学習シーンをワンストップの学習プラットフォームで支援できることです。

今までの研修や教育で常に課題とされてきた下記3つの課題をテクノロジーの力で一気に改善することが可能です。

「学習効果」「生産性」「コスト」


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