ATDICE2019セッションレポート_Vol.2

ATDICE2019の400以上のセッションの中から、私たちUMUチームが厳選した注目セッションをご紹介します。

SU114_Effective Microlearning:A Showcase of Examples and 5 Tips for How You Can Do It Too!

セッションSU114:効果的なマイクロラーニング:明日から実践できる5つのTips

このセッションでは、まずマイクロラーニングをどこで(どのシーンで)使うか?という問いから始まりました。

マイクロラーニングが有効なシーンは:

①事前学習(事前学習をマイクロになっていれば優先順位を上げてもらえる)

②フォローアップ

③個人別の学習

④パフォーマンスサポート

続いて、Can you go micro with your contents?「自分のコンテンツをマイクロ化できるか?」というテーマでいくつかの質問が投げかけられました。

(1)まず1つトピックを考えてください
(2)コンテンツによってどのようなパフォーマンスチェンジを得たいですか?
(3)さらに、以下の7つの質問について考えてみてください

 1. コンプラ系ですか?Yes→マイクロにして取り組みやすくすべき
  なぜなら通常半年後まで覚えていないからです。そして細かくして毎月やる方がいいです。

 2. 受講者が興味あるコンテンツですか?Yes→マイクロににすべき

 3. 集合研修でテーマが深くカバーできていますか?Yes→マイクロ化すればさらによくなります

 4. 学んだことが、実際必要な時に忘れられてしまっていませんか?Yes→マイクロにすべき

 5. あなたのコンテンツは短くしたり作り直したりできますか?Yes→マイクロ化すべき

 6. 受講者の変容を促すコンテンツですか?Yes→マイクロ化すべき

 7. コンテンツを心のトップに置いておいてもらいたいですか?Yes→マイクロ化すべき

マイクロラーニングの設計と実施の際に意識すべきポイント

1. Be specific
 具体的(最小単位までテーマを絞って並べると学ぶ側に親切)

2. Focus on Performance

  パフォーマンスにフォーカスする(例えばリトルシナリオを用意してトライさせる)

3. Be Brief 

 できるだけ簡潔に

4. Be Engaging

「やらせるのではなく、やりたくなるように」

 シナリオベースドラーニングにするとエンゲージメントが高まる

5. Focus on the learner

学習者にフォーカスする

最後のメッセージは
「コンテンツの中に「あなたの」という言葉を使う。」です。

つまり「次はこちらです」と迷わせないようにすること。

今何分のいくつを終わらせたか?スライドは何枚か? など常に受講者が迷わないように ガイドがしっかりしていることがマイクロラーニングを実践する上で大事なポイントです。

実は、このセッションとUMUが提唱する「マイクロラーニングコース」設計のポイントとも非常に近い内容となっています。

1. テーマを最小単位まで細分化

2. 複数チャンネルを使うこと

3. パーソナライズかつガイドが丁寧であること 

4. マイクロコンテンツ+マイクロプラクティス

詳しくは、こちらのブログをお読みください!

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